着付け教室に通うなら個人レッスンとグループレッスンどちらがおすすめ?
いざ着付けを習おうと思い立った時、個人レッスンとグループレッスンどちらを選ぼうか迷う人は多いのではないでしょうか?この記事では個人レッスンとグループレッスンそれぞれのメリットとデメリット、そして自分に合っているのはどっちなのか?等といった疑問をズバリ解決します。どちらの教室に通おうか迷っている方は、参考にしてください。
個人レッスン形式の着付け教室に通うメリット・デメリット
まずは個人レッスン形式の着付け教室に通うメリット・デメリットについて、見ていきましょう。個人レッスン形式には、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
■メリットについて
最も大きなメリットは、短期間で効率的に着付けを学べる点です。また、自分のペースでレッスンを受けられるため、自分のレベルや要望に沿った内容にカリキュラム自体をカスタマイズできますし、下手でも誰かに笑われる心配がないため他人の目を気にする必要がありません。
そして、日時も自由に相談ができるため、忙しくてなかなか時間のとれない方も通いやすいです。また、目の前に講師がいるので、疑問点があればその場解消できる点も見逃せません。
■デメリットについて
個人レッスンにおける一番のデメリットは、どうしてもグループ形式より費用が割高になってしまう点でしょう。また、講師と2人きりになる以上、人と人ですから相性がよくないとお互いに気まずくなりがちです。人にもよりますが、生徒自身は自然体でいるつもりなのに、講師がやたらとイライラした態度を取ってくることすらあります。
そして、「一緒に頑張ってくれる仲間がほしい」という願望があってもマンツーマンだとなかなか知り合うきっかけがないため、難しいかもしれません。
グループレッスン形式の着付け教室に通うメリット・デメリット
マンツーマンレッスン形式の教室におけるメリット・デメリットが分かってきたところで、今度はグループレッスン形式の着付け教室に通うメリット・デメリットを見てみましょう。
■メリットについて
ずばり「個人レッスンよりも安い」というのが、最大のメリットでしょう。とくに、自治体が公民館などで主催するレッスンなら、500円や無料で受講できる場合もあります。
また、大手なら華やかなイベントが多く、気持ちも盛り上がります。そして、他の受講生たちと混ざってレッスンを受けるため着物に興味のある仲間ができやすく、周りから刺激も受けるのでモチベーションを高く保ったままレッスンを受けられるでしょう。
■デメリットについて
グループレッスンの最大のデメリットは、時間帯の融通がききにくい点です。なぜならグループレッスンは、あらかじめ決められた曜日と時間帯を狙ってレッスンを申し込む必要があるからです。
また、グループレッスンでは大勢の生徒を対象に、講師がレッスンを行います。そのため人混みに紛れて手元がよく見えなかったり、実際に1人ひとりの手を取って教えてくれるわけではないため覚えにくかったり…といったデメリットがあります。
個人レッスンとグループレッスンそれぞれに向いている人の特徴
着付け教室における個人レッスン、そしてグループレッスンのメリット・デメリットが分かってきたところで、次はそれぞれに向いている人の特徴についてご紹介します。
■個人レッスンが向いている人
まず、帯を結ぶ時や襟を合わせるやり方など、細かい部分までしっかり正確に身につけたい方は、個人レッスンが向いています。そして、気になることがあったらすぐ先生に質問・相談したり、短期間でハイレベルな着付け技術をマスターしたりしたい人は、個人レッスンがよいでしょう。
また、極端に太っていたり痩せていたりと標準的な体型に該当しない方は、自分の体型に合った着付けを教えてもらえるため個人レッスンがおすすめです。
■グループレッスンが向いている人
一緒に着付けを覚えられ、切磋琢磨できる仲間や友達がほしい人は、グループレッスンが向いているでしょう。「資格を取る」というよりも、とにかく楽しくやりたい人や着物のき方さえ分かればよいという方にグループレッスンはおすすめです。
また、ある程度時間に融通がきき、決められた時間帯や曜日にレッスンを入れられる人なら、問題なく通えるでしょう。そして、体型によっては着付け方法が変わることもありますので、「体型が標準サイズ」という方もグループレッスンに向いているといえます。
着付け教室に通う際、個人レッスンとグループレッスンどちらがおすすめ?というテーマに基づき、個人レッスンとグループレッスンそれぞれのメリット・デメリット、そして個人レッスンとグループレッスンそれぞれに向いている人の特徴について詳しく解説してきました。結論、通う側の目的や性格、体型などによって合うレッスン形式は変わってきます。まずは自分の目的などを明らかにし、教室選びを進めていきましょう。