着付け教室ではどんなことを学べるの?カリキュラム内容をご紹介
普段着として着用されることが少なくなってしまった着物ですが、結婚式や入学式、卒業式などのイベントで着用する衣装としてはまだまだ人気があります。そして、日本の伝統衣装として、着付けを学びたいという方も一定数いるでしょう。そこで本記事では、着付けスクールの学習内容や教室ごとのカリキュラムを解説します。
青華きもの学院のカリキュラム内容
日常的に着用する衣服として使用されることの少ない着物ですが、結婚式やお子様の入学式、卒業式などには人気の衣装です。また、ワンピースやドレスとは異なり、着用するための手順や準備物を知らないと一人では着ることができません。
そのため、着付けについて知識や技術がない方は、着用する機会が発生する度にプロに依頼する必要があるのです。そこで、毎回着付けを依頼せず、自分で着付けの技術を習得したいと考える方も少なくありません。
また、スクールを検討している方の中には、日本の伝統衣装を着こなせる技術を習得しておきたい、講師になるために技術を磨きたいと考えている方もいるでしょう。しかし、スクール選びにおいて、どのようなことが学べるのか、コース内容が多すぎてわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、スクールに通うことを検討している場合は、自分自身が何を学びたいのかを考え、目的意識をもってスクールに通うことをおすすめします。また、スクールごとに特徴が異なるため、授業スタイルやコースの内容などが合っているかどうかも確認しておくようにしましょう。
そして、銀座で人気のスクールに青華きもの学院があります。青華きもの学院のカリキュラムの特徴は、初心者から上級者まで受講できる幅広いコースを展開しているということです。コースは合計10種類あり、初心者向けのコースが1種類、中級・上級者向けのコースが9種類となっています。さらに、現代的な着付けと古典的な着付けの両方のよさを取り入れた着付けを伝授しており、着崩れしにくい美しい着付けを学ぶことができます。
彩きもの学院のカリキュラム内容
少人数で学べるカリキュラムが特徴の彩きもの学院では、初心者向けのコースとして入門科を用意しているようです。入門科では、2か月間合計8回の授業を無料で受講できる内容となっています。
そして、さらに着付けについて学びたいという方は、基礎科・研究科・経営科の3つのコースに進んでいくことが可能です。基礎科では、無料授業で学習した内容を生かし、一人で着付けを完了する技術を習得することを目指します。研究科では、より美しく着るための技術を身に付けつつ、高度な帯の結び方などの技術を習得します。
また、生徒に教えたい、指導者として教室を運営したいという方は、経営科を受講することがおすすめです。そして、着物に関する専門的な知識や技術を有する人材を育成するハイレベルなコースとして、きもの大学というカリキュラムがあります。コース内容としては、高度な知識や専門的な技術を習得し、高度な帯の結び方なども習得できるものです。
青山きもの学院のカリキュラム内容
1972年の創業以来から昔ながらの着付け指導を行っている青山きもの学院では、これまでに1万人以上の卒業生を輩出しています。そして、豊富な指導経験から積み上げたノウハウによって、充実したカリキュラムを用意していることが特徴です。
実際に、青山きもの学院では、生徒の学びたいという意欲に応えるために合計8つのコースを展開しています。無料体験教室を受講し、基礎から着付けを学びたい方向けの初心者コースでは、週1回2時間の指導を実施しています。
また、基礎的な知識や技術に磨きをかけるための研究科や師範になるためのコースが3種類あるようです。また、着付けの専門家として知識や技術を高めるための実践科というコースでは、ヘアサロンや貸衣装店などで一般の方に着付けをする演習を行います。
その他、和装で結婚式を行う方への着付け技術を習得するコースとして、花嫁実践科というカリキュラムもあります。内容としては、結婚式当日に花嫁が美しくいられるような高度な着付け技術を習得することに加え、新郎の着付けや式場への案内方法などの知識も習得することが可能です。
つまり、青山きもの学院では、個人の技術や学習状況に合う豊富なコースを用意し、効果的に技術を習得できるようサポートしているのです。
着付けができるようになるためには、着付けスクールに通うことが効果的。また、着付けスクールには教室ごとに異なる特徴があるため、教室の特徴を知ったうえで検討するようにしましょう。たとえば、教えている着付けが伝統的なものか、新しい手法をとりいれているかなどの違いがあります。また、コース選びでは、何を学びたいのか、コースの難易度は問題ないかなどを確認し、自分にあったカリキュラムを選択することが大切です。